今日は「ひと夏の経験」4をUP。
実は少し手を加えて企画に出したものとは少しちがいます。
(内容は変わりないです)
ここからは少し真面目な話です。
興味のある方だけどうぞ。
私は病院で働いているのですが、ほとんど患者さんとは直接関わらないと言う特異な部署で働いています。
だからと言ってまったく関係ないというわけではなく、まあその方の病気の進行具合を調べたりなんかするところで働いてます。
私はこちらに勤務して8年目なんですけど、NICUに入った子供さんはずっと小児科にかかっている子が多いのです。
もう常連の子供さんは症状を覚えてしまうほどもう何度も入退院を繰り返すので
「ああ、またこの子入院した。」
「やっと退院できた。」
とその子達の検体が出るたびに他人事ながら一喜一憂しています。
というのも私も子供の頃は血液の病気で何度も入退院を繰り返していたからで、もちろんすべての患者さんが軽快されることを祈っていますが、どうしても小児科の子供さんたちは特にそう思ってしまうのです。
今日お昼休み、売店で野菜ジュースを買っていたときです。
売店の裏でとある夫婦つれが
「今日の検査結果悪かった。入院伸びるみたい。」
「運動会に間に合わなかったなぁ~」
と言う会話が聞こえたのです。
普通なら聞かなかった振りをして通り過ぎるのですが、今日はたまたま知っている子供さんの名前が出たので思わず聞き入ってしまいました。
その子供さんは多分うちの病院で生まれて半年くらいNICUにいた子でした。その後よく入院する子だったので覚えていたのです。
そしてたまたまその子の検査をしたのは私でした。
確かに悪かった。
その子可愛そうだなぁ~と思ってはいましたが、まさかそのご両親に会うとは思いませんでした。
お母さんが涙声で聞いているこちらも泣きそうなくらい悲しそうで、気の毒でした。
私も親と言う立場になり、よりいっそう親の気持ちが分かり始めて病気の子供さんも辛いけど、親御さんも辛いんだと改めて思い知らされました。
分かってはいることなのですが、忙しさに感け、そんな初歩的なことすら忘れそうになっていました。
私が幼い頃入退院を繰り返していたとき、うちの両親はどんな気持ちだったんだろうと思うと、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
そして幸いにもうちの子供は身体だけは丈夫で、今ではほとんど熱も出さない(たまに食べすぎで吐くけど)ので、本当にその点では恵まれていると感謝してます。
そんなこんなで、当たり前のことですが顔が見えないからこそ、きちんと結果を出して、病気の軽快あるいは全治への手助け度せねばと改めて考えさせられました。
反応の待ち時間に
「あーイルうさは野獣系にもてそうだから、カカ狼はヤマ犬を番犬にしているんだ。」
とか
「イルうさがいる時は結構虐めたりするけど、イルうさが脱走すると必死になってカカ狼は探して、照れ隠しにお仕置きしちゃうんだぁ~」
とか妄想している場合ではない。
心を入れ替えて、明日こそは真面目に仕事をするぞ~
と決心したちさとです。
(が、きっと明日は明日の風が吹きそうです)
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