「君かわいいね。名前なんていうの?」
「イルカです。」
真っ黒な瞳をキラキラさせながらイルカは目の前のドーベルマンに答えた。
わらわらと集まってきた番犬たちはイルカを取り囲んでいた。
「あっもうマーキングされてる。カカシか…相変わらず手が早いな。」
「あいつ猫だろ?この子犬だぞ。それなのにマーキングか?」
「あいつは何でもいいんだよ。くっそうもう少し早く出会えていたらなぁ~」
イルカにはさっぱりと分からない話を始めた犬達を見上げてイルカは首を傾げる。
「「「「かーわいい」」」」
番犬もイルカにメロメロになったらしい。